ウーパールーパー(ブラック)の変態を確認しました
いわきメダカの学校で飼育している
ウーパールーパー(ブラック)に、体の大きな変化が見られました。
今回確認できたのは、
いわゆる 「変態」 と呼ばれる成長の過程です。

ここで言う「変態」とは、
ウーパールーパーが
エラのある水中生活の幼体の姿から、エラが小さくなり、陸上でも生活できる姿へと成長していくことを指します。
決して特別な意味ではなく、両生類としての自然な成長の一つです。
今回、このブラックの個体については、
変態を促すための薬を与えたり、特別な処置を行ったりしたわけではありません。
同じ場所・同じ環境で飼育している
マーブルやリューシのウーパールーパーは、現在も幼体のままです。
なぜこの個体だけが変態したのか、はっきりした理由は分かっていませんが、
考えられる要因のひとつとして、
飼育していた場所の水深が浅くなっていたことが影響している可能性もありそうです。
ウーパールーパーは環境の変化にとても敏感な生き物で、
水位・水温・酸素量など、さまざまな条件によって成長の仕方が変わることがあります。
自称ではありますが、
いわき市内でもウーパールーパーの販売・飼育数は最大級の
「いわきメダカの学校」からの、少し珍しい現場報告でした。
現在、ウーパールーパーの展示・販売も行っています。
今回のような成長の変化を実際に見ることができる機会は多くありませんので、
ご興味のある方は、ぜひお気軽に遊びに来てください。
これからも、生き物たちの日々の変化を大切に観察しながら、
皆さんに楽しく、分かりやすくお伝えしていければ嬉しいです!







校長の個人的な気持ちとしては、幼体のままの方がかわいい…

